全盲でも努力して学ぶ留学生

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今までに出会った外国の方で、印象に強く残っている方がいます。
私が大学時代にゼミで出会った、目が不自由な女性の方です。アメリカから来ていた方で物理学が専門の方です。
私のゼミに来て英会話を教えてくれた女性です。言葉の通じない国に留学するのは誰だって大変だと思います。
しかし更に全盲なのに日本に来て日本文化・国際文化を学んでいる姿勢に心を打たれました。
私は英会話ができず、彼女と会話したくても何も話せなかったのがとても残念です。もっと努力して意思疎通をするべきでした。
しかしその当時の私は非常に引っ込み思案で、恥ずかしがりやでした。
情けないことに彼女と会話らしい会話ができなかったことが非常に心残りです。彼女には婚約者の男性もいて、一緒に留学していました。
そういうこともあって心強かったのかなとも思います。
でもいつも一緒に婚約者と行動できるわけではないし、目が見えないと大変なこともあったと思います。
でも彼女は前向きで努力家で、そういうところを私も見習っておけばよかったなと思います。
ゼミの時間に5~6人のグループで英会話を彼女を先生として学ぶのですが、彼女の偉いところは最初の日に一人一人の名前を全部メモしていたところです。
2回目に会った時に私は名前で呼ばれたのですが、私はどうしたらいいか分からず、あまり対応できませんでした。
本当に情けない学生だったと思います。私はそのゼミに入った時に、留学生による英会話の授業があるとは知らずに入ってしまいました。
知っていたら選ばなかったかもしれません。
時には教室を出て、ハンバーガーショップで英会話の授業をすることもありました。
もっと積極的な学生になっておけばよかったと思い、今では非常に反省しています。
彼女にも非常に悪いことをしたと思っています。
卒業してからは、私は英会話の必要性を感じて、英会話学校に通ったり、英会話の教材を使って勉強しました。
大学生の頃よりはリスニングはできるようになったかもしれません。
人前で発言するとかそういうことはやはり苦手意識がありますね。
大学時代に、下手であっても生の英語に触れておけばよかったと思います。
留学生の彼女からいろいろなことを教えてもらえば良かったと思います。
私も日本のいろいろなことを教えてあげれば良かったのかもしれません。
言葉ができなくて、そういう交流ができなかったことがとても残念です。
もっと彼女の性格や考え方を知りたかったし、全盲でも日本に留学するくらいのガッツのある方ですから、いろいろ彼女から学びたかったです。